大館市歴史まちづくりトピックス は、地域の伝統文化や継承活動、歴史まちづくりの取り組みなどをご紹介していきます。
鳳凰山山開き 平成29年4月30日
今年も、鳳凰山の山開きに参加しました。
鳳凰山(標高520.6m)の麓には、岩神ふれあいの森や岩神貯水池があり、岩神沢の上流部に位置する鳳凰山と秋葉山の鞍部(山の尾根のくぼんだ所)には、沼窪神社が建立されています。
天候に恵まれ、約50人の皆さんが参加しました。
今年で32回目を迎える鳳凰山山開きは、「大館桜まつり」協賛行事として行われています。8時に「愛鳥の森登山口」に集合後、登山の諸注意を聞き、準備体操を終えて登り始めました。
日本山岳協会公認指導員の渡部直衛さんが先導され、石田義秋さん、渡部道男さん、菅原勇雄さん、小畑博さんが要所で樹木や山野草について解説しました。
山頂を目指す途中、時折下山する人とすれ違いました。参加者はあいさつを交わしながら軽やかに歩みを進めていきます。
この日は天候に恵まれ、岩神貯水池の桜も見ごろで、参加者は鳳凰山の自然を満喫しながら、心地良い汗を流していました。
「岩神ふれあいの森」自然観察会 平成29年5月7日
連休最終日の5月7日に「大館自然の会」主催の 「岩神ふれあいの森春の里山観察会」が開催されました。
この日は天候に恵まれ、参加者は桜の花びらが舞い散る中、春の岩神ふれあいの森を散策します。
蕗の葉に桜の花が舞い降りた緑とピンクのコントラストの美しさを観賞しました。
この日の岩神貯水池は、深い藍色でした。
貯水池周辺の桜の見ごろは4月下旬でしたが、山側の枝垂れ桜は見ごろで今年も立派に咲いていました。
春紅葉の木の葉が艶やかで、太陽の光に赤い色が映えます。
斜面からは、キイチゴの花やゼンマイなどの山菜も目に入ります。
この日は山野草のほか野鳥も観察。参加者は春の里山を満喫していました。
「学習の道」コースでは、植樹された桜がツタに絡まれ樹勢が著しく弱っていました。
「大館自然の会」では、9月と10月にも観察会を予定しています。
根下戸地区「御田植祭」 平成29年5月17日
根下戸地区で5月17日、御田植祭が行われました。
【 御田植祭の斎田 】
【 町内会の方々をはじめとした関係者、約200人が出席し、神事が行われました】
【 厳かに斎田に向かい、斎田を清めます】
【 斎田を耕す儀式を行い、苗を植える型をつけます 】
【 早乙女姿の女性5人が、あきたこまちの苗を手で一株一株、丁寧に植えていきました 】
【 最後に水口に斎串を立てます 】
会場には、城西小学校の児童と宮の杜神明こども園の園児も見学に訪れ、今では珍しくなった手植えの姿を興味深そうに見ていました。
お米は秋の抜穂祭で収穫され、伊勢神宮に奉納されます。