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地域再生プラン

(1) 地域コミュニティの再生

  • 豊かな秋田杉の森を背景とした田園環境の中で自然と共生するため、地域コミュニティ(地区又は町内会)基盤の再構築を図ります。
  • 先人が築き上げた古きよき慣習を地域コミュニティやNPO組織などの参画で今の時代に合わせて復活・実践します
  • 豊かな自然環境で暮らす市民がその喜びを再認識するような取り組みを実践します。また、その生活の価値を見出せるような活動を促進します。
  • まち中に暮らす市民が自然の豊かさを体験学習することができる活動を実践します。
  • 地域ぐるみで環境保全運動を展開し、暮らしの中の行動が環境に悪影響を及ぼすことのないようにします。
  • 市役所出張所、地区公民館、警察、消防、郵便局、農協、デイサービスセンター、保育所、日用雑貨店などを適正配置し、地域コミュニティの基盤整備を図ります。
  • 地区公民館を中心に、町内会、一般市民、企業、NPO、ボランティアなどと連携し、地域コミュニティの活性化に向けたあらゆる運動を展開します。
  • 地域の自然は、そこに暮らす市民のあらゆる活動の場であり、まち中に暮らす市民のうるおいの場、仕事に疲れた市民の憩いの場・リフレッシュの場としての受入れ体制と施設を整備します。
  • グリーンツーリズムによる農村体験、農林業体験などを通じて、安くて安心、安全な食糧供給基地への理解を深めます。
  • 地域通貨によるヒト、モノ、カネ、情報の新たな取り組みを検討します。
(2) 中心市街地コミュニティの再生

  • まち中で、高齢者や若者がいきいきと安全安心して共生するため、一般市民、企業、NPO組織、ボランティア・グループ、町内会などの参画のもと都市基盤の再構築と広域圏の拠点としての基盤充実を図ります。
  • 市民参画の都市計画にもとづく計画的なまちづくりを推進します。
  • すべての市民にやさしいまちづくりとするため、ユニバーサルデザインの導入を図ります。
  • 循環バスの運行経路の拡大や乗合タクシーの運行を計画し、市民の移動の手段を確保します。
  • 地域の活性化を支えるのは「人」であるという観点から、個性と活力のある地域づくりを担う意欲と能力のある人材の育成と確保を推進するとともに、ライフスタイルの変化に対応した生涯学習を充実します。
  • NPOやボランティアによる活動を支援します。
  • 優れた芸術文化を招致し、市民に鑑賞の機会を提供します。
  • 市民の憩いの場、集いの場としての都市公園の充実整備を図ります。
  • 子育て支援事業の充実を図ります。
  • 市民団体や商業団体などと連携し、地域通貨による新たな取り組みを検討します。
  • 使途を限定したミニ公募債(地方債)の発行を検討します。

産業別再生プラン

基幹産業を中心に、全産業の再生を強力に推進します。

(1) 農業の再生を図ります

  • 売れる米づくりや転作田の活用を推進するため、担い手育成や法人化を目指す集落型経営体の育成に努め、農業経営の安定を図ります。
  • 農業生産コストの縮減や生産力向上のため、農道や用排水路などの農業生産基盤の整備を推進します。
  • 農家の生活改善と良質な農業用水を確保するため、農業集落排水事業を推進します。
  • コミュニティ単位にファームイン(農家民宿)、ファームレストラン(農家レストラン)、農村直売所などの設置を促進します。
  • まち中の市民やボランティアによる農作業を体験することができる態勢を整えながら作業の受入れをするほか、農作物の契約栽培農家の農場見学などを随時実施し、農業への理解を深めてもらう活動を展開します。
  • コンポスト堆肥を使用した有機農産物の生産で地産地消の取り組みを進め、学校給食への食材提供、産地直売など安全安心で生産者の顔の見える農産物の流通を促進します。

(2) 林業の再生を図ります

  • 木材加工施設整備事業を支援し、秋田杉の需要拡大と林業の活性化を促進します。
  • まち中の市民やボランティアによる植林・育林作業を体験することができる態勢を整え作業の受入れをするほか、森林浴公園などを整備し市民に開放します。
  • 秋田杉の家を建てたい市民に秋田杉を所有する林業家を紹介し、計画的に立木乾燥方式による安価な秋田杉住宅の供給に努めます。
  • 良質な民有林の育成のため、森林整備公社事業を推進します。

(3) 鉱・工業の再生を図ります

  • 市内産業と関連ある企業誘致を促進し、雇用の拡大と既存企業の振興に努めます。
  • リサイクル関連産業の誘致と二井田地区工業団地への企業立地を促進します。
  • 国のリサイクル特区の指定を受けて、あらゆるリサイクル産業の創業支援、産業立地、他地区との連携などに取り組みます。
  • 研究機関の設置により産・官・学との新たな連携により、既存企業を支援します。

(4) 商業の再生を図ります

  • 商店街振興組合や商工会議所などと連携して中心市街地活性化基本計画の実現に努力し、地元商店街の活性化を図ります。
  • 商業関係団体や地域コミュニティなどと連携し、まち中に市民の憩いの場、賑わい交流の場を整備し、魅力ある商店街づくりに努めます。
  • 地域コミュニティとともに、後世に受け継ぐ地域文化の発展を促進します。


再生プランを補完する施策

(1) 地域医療の充実を図ります

  • 市立総合病院の改築事業を推進し、市民が安心して高度な医療を受けられるように体制づくりに努めます。
  • 保健、医療、福祉のネットワークを構築したトータルケアシステムを推進し、市民の健康を守ります。

(2) 子育てにやさしい環境づくりに努めます

  • 保育料の低減、乳幼児医療費補助の拡大、病後児保育や保育時間の延長など保育需要の多様化への対応などに取り組み、子供を産み育てやすい環境づくりに努めます。
  • 民間活力の活用による保育所と幼稚園の機能充実を図ります。
  • 学童保育クラブの機能充実を図ります。
  • 認可外保育所への助成制度の拡充に努めます。
  • ファミリーサポートセンターを設置し子育て支援に取り組みます。
  • 母子家庭等自立支援対策要綱に基づく母子家庭福祉対策の充実を図ります。
  • 被虐待児対策や家庭内暴力対策のための相談体制の充実を図ります。

(3) 老人福祉施策の充実を図ります

  • コミュニティ単位にデイサービスセンターを計画的に整備し、老人福祉の充実を促進します。
  • 高齢者が、住み慣れた地域で安心して生活できるように、関係機関と連携を図り、地域福祉ネットワークの形成に努めます。

(4) 障害者施策の充実を図ります

  • すべての市民が安定した生活ができるように各種施策を展開し、障害者にやさしい地域環境を整備します。
  • 障害者の自立生活のため、生活訓練事業を推進するとともに各種支援サービスの充実を図ります。

(5) 教育の充実を図ります

  • 秋田桂城短期大学の4年制大学への移行を支援します。
  • 県立中高一貫教育校の建設促進を働きかけながら、南北自由通路や通学路などの周辺整備に努め、学校図書館の市民の利用など、地域に開放された学園づくりを求めていきます。
  • 学ぶ市民に県立定時制基幹校の設置誘致、既存の小中学校リフォームの推進などに努めます。

(6) 観光振興の充実を図ります

  • 県や他地域との連携で、県北地区の広域観光ルートの策定や情報発信ネットワークの整備に努めます。
  • 特産品の「きりたんぽ」と「比内地鶏」の品質管理と安定生産のための組織づくりに努め、地場産業の発展を推進します。

(7) 行政運営の改革を図ります

  • 行財政改革の一層の推進を図り、スリムで効率的な行政運営を実行します。
  • IT(情報通信技術)を活用した電子自治体への取り組みを促進し、業務改革と行政サービスの質的向上を図ります。また、その成果を地域のIT化へと発展させ市民の多様な活用を促進します。