１　新市建設計画とは

　新市建設計画とは、住民のみなさんや議会に対して、合併後の新市の将来ビジョンを示すもので、新市のマスタープランとしての役割を果たすものです。
　計画は、市町村の合併の特例に関する法律（合併特例法）の規定を踏まえ、任意合併協議会時に作成した「新市まちづくり構想」を基本として合併協議会で協議し、作成されます。

　○　計画の作成は、合併特例法に基づく様々な財政措置を受けるための必要な前提条件となっています。
　○　計画の内容には、新市の事業を初め、県が実施する事業も含まれます。
　○　計画を作成するとき、また作成した計画を変更したりするには、県知事への協議や同意が必要です。
　

２　計画の内容

　計画の内容は、以下の４つの事項が中心となります。

�^　新市建設の基本方針
	新市が将来進むべき方向及び行財政運営の基本事項等について定めます。
�_　新市建設の根幹となるべき事業に関する事項
	新市建設の基本方針を実現するための事業（新市及び県の事業）について、その基本的な事項を定めます。合併特例債等の財政措置を受けることを予定している事業については、特に明確にしておくことが望まれます。
�`　公共的施設の統合整備に関する事項
	新市の公共的施設の統合整備等の考え方について定めます。
�a　新市の財政計画
	合併後、概ね５〜１０年程度の期間について財政計画を定めます。